Stylist:Hiroki SATO/Make-up:Tomoko ISHIBASHI
Photo:gaku/Costume:TAMA







佐藤:
今回のモデルさんは、もう20年ぐらい来てくださっているお客さまで、モデルもやっていただいていて、
最近では「*大人髪」にも登場していただきました。
普段どおりのスタイルですが、いつも心がけている、大人だけどカワイイ、
大人だからこそカワイイ、そしてセクシーさを加味したスタイルです。

*大人髪のカット」:美容出版社から出版されたimaiiの本



カラーリスト:
佐藤さんからは、抜け感とやわらかさを感じるスタイルにしたいと
言われていたので、毛先に少し明るさを持ってきているんですが、
普段のライフスタイルはわかっているので、今回は、染めない部分、
地毛を残し、黒髪のベースに馴染む色と、明るさを出す色の二色の
ハイライトを入れています。



佐藤:
母であり、妻であり、また一人の女性としてのいろんなシーンを
想像して、普段お使いのスタイルと、アイロンでアクセントや
動きをつけて、日常とはちょっと違ったキュートなイメージに
アレンジした2つのスタイルです。
ポイントは、顔周りやもみあげに曲線のアクセントをつけて、
より可愛らしさとかセンシティブなイメージにしてみました。




カラーリスト:
馴染ませる方のハイライトは、地毛よりも3レベル差の明るさで、
明るさを強調させる部分は6レベル差の明るさにしています。
言ってみれば、機能性重視の、あまり手間がかからず、持ちがいいカラー。
染めてない部分を残しておくと、地毛が伸びてきても馴染みやすいので、
あまり気になりません。
ベーシックな3mm、7mmのピッチで、ナチュラルなカラーにしたい人にお勧めです。





佐藤:
ボクはもう30年ぐらいやってきているので、形をキレイに作るのは
当たり前です。
それプラス、その方の魅力をどう引き出すかをつねに考えています。
大人の女性であれば、特に意識しているのは、いかに若々しく見せられるか、というのがポイントになります。
ウエイトを上にもってきて、見る人の目線を上げるのはもちろん、サイドの毛流れをどう見せるかもとても重要です。



カラーリスト:
いろんなスタイリストと組んで仕事をしますが、佐藤さんの仕事は、
どこか丸みがあるというか、それが可愛らしさにつながっていると
思います。





佐藤:
女性らしさを表現する上では、やっぱり丸みを上手くやり過ぎない程度に作ってやると、
らしさがUPすると思うんです。
それに、再現性だけではダメで、お客さまでもできるプラスのポイントを
必ず作ってあげて、その部分のスタイリングの仕方をアドバイスしています。



カラーリスト:
カラーの見せ方もしかりで、カラリストが立体的に見えるカラーをしていても、
お客さまがその立体的なカラーが見えるスタイリングができないと、
せっかくのカラーを活かせないので、佐藤さんは、形のポイント、カラーのポイントを
ちゃんとお伝えして、そのスタイルを活かせるスタイリングの仕方を
アドバイスしていますね。




佐藤:
ボクがスタイリングできるのは、二ヶ月に一回とか、お店に来て
いただいたときだけなので、普段どうスタイリングすれば、
形やカラーがキレイに見えるかをお伝えするのは大切な事ですよ。



カラーリスト:
あと、佐藤さんはブローがとにかく上手くて、カラリストとしては
絶対の安心感があるんですが、その裏には、むちゃくちゃ練習熱心
なんですよ、今でも。
若いスタッフの仕事を、熱い視線でうしろから見てたり、若いとか
キャリアがあるとか関係なしに、つねに何かを得ようとしています
よね。

逆にそれは、経験から来る余裕なのかな、とも思いますけど。




佐藤:
自分自身をバージョンアップしていかないといけないと思っているので、
コンテストや、セミナーやイベントにも、若いスタッフから声をかけられれば
どんどん参加するようにしていますよ。
20代30代が、ボクの1.0とすれば、今はもう3.0ぐらいに更新されていて、
つぎの4.0をどういうことにしていこうか、どうありたいかを、考えているところです。






カラーリスト:
何気にいつもチャレンジングですよね(笑)。



佐藤:
今年も*JHCAのコンテストに出ます。
今まで優秀賞はずっといただいていて、グランプリも一緒に
獲ったので、今年も狙っていきますよ、出る以上は(笑)。

*JHCA:日本ヘアカラー協会



カラーリスト:
ヘアカラーのコンテストなのに、
ボク以上に喜んでましたからね(笑)。







2013年「JHCAヘアカラーコンテスト『C部門』」グランプリ受賞





佐藤:
だって嬉しいよ、やっぱ褒められるのは(笑)。
もういいほどベテラン美容師とは言え、全然まだこれからでしょ。
ボクにないものを持ってる人の仕事は、若い人であろうとなんだろうと、
ありがたく学ばせていただいて、どんなお客さまにも、100%以上喜んでいただく。
これ、当然です!

ヨロシク!(笑)



カラーリスト:!!!(爆)



皆さまのご来店、心よりお待ちしております。






























次回「IMAGIST 2016年5月号」は、imaii の Stylist 高橋玲子、Colorist 江波戸大介の登場です。






ARCHIVE

SEP.2015 「素」を引き出す。 “0”へのアプローチ by 池田博文


テーマは「素」です。漢字で「素」。カットも、形もシンプル。その中にもショートのこだわりのテクニックを入れてある。
それは「Part of two section」。
モデルさんの持っている魅力は、「素」の中の「強さ」だったり、「しなやかさ」だったりという風に感じていて、その魅力を引きだせればと。
「素」は引き算。…

OCT.2015 「ふり返りたくなるヒミツ」Motonは、Emotion

テーマは“MOTION”。動きです。
モデルさんのヘルシーでセクシーな印象から躍動感を感じとり、髪を動かすことで、女性らしさやしなやかさ、強さをデザインに落とし込んでみました。...

NOV.2015 「フツウに似合っているけど、フツウじゃない!」わかりづらい言い方ですが、ボクにはわかっているんです!by 尾崎敦子


スタイリスト:このスタイルを見たときに、けっこう周りから「超フツウ」と言われたり、「フツウ」って言われると、特に特徴がないみたいに思われがちなんですけど「フツウなんだけど、フツウじゃない」というのが今回の狙いで…。

DEC.2015 「何気ない瞬間の中の、幸福なイメージ」プライベートの“OFF”の時間の“ホッ”とするヘアスタイル by 大倉貴志


今回の撮影では、ONとOFFで言えば、OFFのプライベートな空間、時間に見せる、女性の幸福感、みたいなものを表現してみようと考えていました。
それは、被写体のモデルさん自身の幸福感、と言うよりは、むしろ、見てる側が幸せな気分になれるような写真にしたくて、というのが狙いです。...

JAN.2016 「色を動かす形、形を生かす色」スタイリストとカラリスト、二人だからこそできるプロの仕事 by 森井愛子


カラーリスト:今回の私たちのページ、この企画始まって以来、『初の女性スタイリスト×女性カラリスト』らしいですよ?
森井:ほんとだーー! そういえばそうだよね。

FEB.2016 「懐の深いスタイリストと、カラーの求道者。」by 嶋澤雅美×江波戸大介


嶋澤:今回の撮影では、基本的にはモデルさんの持つ“大人のセクシーな雰囲気”を引き出す。その一点ですね。
江波戸:カラーは、ヘアスタイルが凹凸感で自然に陰影が出る重なりをしているので、束の大きさとかにこだわってみました。

MAR.2016 「山下式『王道フェミニン』の作り方」by 山下賢司


山下:見ての通り、今回は「王道」のフェミニンを作りました。
カラーリスト:春っぽいやわらかさと、そして「触れたくなるような髪」です。

APR.2016 「キャリア30年、佐藤☆博樹の挑戦!」by 佐藤博樹


佐藤:今回のモデルさんは、もう20年ぐらい来てくださっているお客さまで、モデルもやっていただいていて、
最近では「*大人髪」にも登場していただきました。
普段どおりのスタイルですが、いつも心がけている、大人だけどカワイイ、
大人だからこそカワイイ、そしてセクシーさを加味したスタイルです。

MAY.2016 大人の女性の、Enpowerment!by 高橋玲子×江波戸大介


高橋:「モデルさんは、同世代の方で」、というのが、今回の私たちミッションで、
ならば、と、迷わず素敵なモデルさんに出演のオファーをしました。
そして、とってもセンスのいい、ファッショニスタの部分と、ママの部分の
二つの面をアレンジでどう見せるか、というのがテーマでした。

JUL.2016 Street Surfby 高橋拓也


Stylist:テーマは「ストリート」。
「HARAJUKU KAWAII」もそうなんですけど、世界から注目されている原宿のストリートの、今を表現してみたかった。

AUG.2016 「end of summer melancholy feeling


イメージした共通のキーワードは、“西海岸”。
過ぎてゆく夏を惜しむ気持ち、愉しい夏が終わって、ちょっとメランコリックな雰囲気の作品にしてみました。

SEP.2016 「Fanky Wellow Jokerby 石原治和


カラーリスト:今回のimagistでは、直感的に“黄色”それも、蛍光色のビビッドなイエローがまず頭に浮かんで、
そこから、キャスティング、ヘア、衣装へとイメージを広げていきました。

Oct.2016 「LINEA’s COOL&CUTE BEAUTYby 瀧澤克則


モデルさんはlineaに高校時代から通って下さっている方で、もう20年以上になります。
ご主人や二人のお子さま、おばあさまもも、皆さんでlineaをご利用いただいています。

Nov.2016 「Classic is Newby 池田博文


11月のimagistは、よりクラシック感を意識した、この秋冬のテーマの"Old is New"のベースとなるスタイルです。
質感重視に走りすぎないように、フォルムを感じさせるように、カットでしっかりと形を作っています。